一般化した聖地巡礼
聖地巡礼が流行っています。ここまで市民権を得たのは「オタク度の低い」アニメが増えたからではないでしょうか。今までの「アニメ→オタク→メガネの(*´Д`)ハァハァチェックシャツ」というステレオタイプなイメージから一変。オタク宣言しやすい環境やオタク文化=JapaneseOtakuというCoolなJapanで外国の方も増えてきました。行政も積極的に「聖地巡礼」「聖地誘致」を進めている気がします。聖地巡礼はオタクでなくても「行ってみようかな」と思える場所になったんだと思います。
ゆるキャン△に今頃ハマる
ゆるキャン△という、山梨の女子高生がゆるくキャンプする漫画・アニメがあります。アニメは2018年01月から一期が放送し、2022年には映画も公開。最新の三期は2024年放送予定と、未だ勢いのあるアニメです。同級生はアニメ開始時からドはまりし、その熱量には圧倒されるモノがありましたが、当時は「あ、そうすか...」程度に聞いてました。今までアニメにドはまりすることありませんでしたから。ただお仕事を辞めてヒマになり、アマプラで「ゆるキャン△あるじゃん、そういやアイツ猛プッシュだったな...」と視聴し始めたら...ね? yurucamp.jp
いくらなんでも現実すぎる~
アニメをあまり見ないからか、現実の場所がアニメに登場していることに⚡かなりの衝撃⚡を受けました。たいてい場所をボカしたり、混ぜたり、なんとなく分かる程度にすることが多いと思ってたんです。だってポケモンだって関東地方は「カントー地方」だし。まさか地名そのままに、お店そのまま登場するとは思わなかったんです。しっぺいも出てくるし。これはハマるわ。地元民なら尚更。てか聖地に住んでるじゃん。やばば...って感じでした。しっぺいかわいいよね。地元で愛される磐田(いわた)の犬です。(一期の磐田の発音に違和感を感じる地元民は多かったよね...) shippei.jp
「しもべ」に行こう!
ゆるキャン△を見て思ったんです。山梨のこと全く知らないって。せいぜい、ぶどう🍇とワイン🍷のイメージで、それなら「聖地巡礼」してみようじゃないか!って。でも困ったことに高速道路は怖い。そこで、運転が好きな友人に「しもべに行きたい」と誘ってみることにしました。幸い、山道を突っ切る道路(中部横断自動車道)が通っているらしく、そこまで苦じゃないとのことで、決行したのです。
めざすは「道の駅」と「スーパー」
ゆるキャン△スポットはたくさんありますが、何を血迷ったんでしょうか。下道で行くなんて聞いてないよ!?高速道路代って高いの!?しょんないので友人にすべてを託しましょう。振り返ってみると「なんでココ通ってるんだろ?」って所が多いですが、目指すは「道の駅しもべ」「セルバみのぶ店」です。なんでも道の駅なのに「ゆるキャン△グッズ」セルバみのぶ店も「ゆるキャン△グッズ」があるらしく、「アニメイトしもべ店」「アニメイトセルバみのぶ店」の異名を持つんだとか。がんばれ友人!
は?通れんの??
幸い友人は山の民で、イマドキ珍しい「マニュアル車」乗り。「片側1車線ずつあるんだし」と言いつつ、グングンと山を...いや、峠を越えるその姿は、まるで溝落としするあのアニメのようです。ヘアピンカーブは初体験💓こんなん怖すぎてムリ😇と当時は思ってました。
だから写真あんまりないのか...
そうか、ショックで写真撮ってないんです。振り返って納得。せっかくの聖地巡礼だったのに「本栖みち」の衝撃が忘れられないまま、目的地達成し帰路に着いたのでした。聖地巡礼とはなんだったのか。とはいえ、ゆるキャン△グッズも買えたので満足の行く旅でした。あとナゾのステッカーも買ったし!
ナゾのステッカー
道の駅オリジナルステッカーにしてはフォントが強すぎる。だってゆるキャン△の聖地だよ?もっとふんわりゆるふわカールなフォントじゃないと売れんでしょ...はっきり言って異質な存在。一言で言うなら暴走族。ともかくヤンキーなこのステッカーを、ゆるキャン△グッズとともに最後に気になって気になってちょっと恥ずかしくなったりもして、ひったくるようにレジに持って行ったのを覚えています。友達からも「えっそれ買ったの!?」と言われる始末。だって気になったんだもん😆最初の出会いは印象最悪でした。このときは😏