元々はインドア派

就職を機に通勤車両として車を買いました。スズキのアルト(HA36S)です。しょうじき車を買っても通勤車両と化していたあのとき・・・元々はインドア派でゲームしたり本よんだりの休日を過ごしていました。せっかくの新車なのに１年経っても１万キロ行かないレベル、車屋さんにも「もっと乗れ」と言われる始末。運転も怖かったし高速道路なんて怖すぎの森だと考えていたあのとき。

ちなみに時系列…変じゃね？と思ったら↓↓↓ shoukichi-tabilog.hatenablog.com

転機は突然やってくる

仕事を辞めたくなる病を急に発症するのか、それともただの飽き性なのか、不満なのか・・・なんだかんだ長年勤めた仕事を辞めて、なんか世の中どうでもいいや～と思ってしまう時期に入ったときがあります。失業中って気分も落ちがちで、タヒってもいいやとさえ思うこともありました。ならどこかでタヒればいいじゃん。急に今まで行くことのなかった外の世界を知りたい欲が湧いてきました。どうせタヒるならキレイなとこで・・・なんてカッコつけたことを考えたのかもしれませんが、ともかく現状打破をしたかったんだと思います。外に出れば次の仕事のヒントもあるかもしれないし。

心強い「ロードサイド」

2023年度で30周年を迎える「道の駅」。すでに1,000を超える道の駅が全国で登録されています。 www.michi-no-eki.jp

道の駅以外にも、ドライブインや物産館など「ロードサイド」には気軽に入れる店がたくさん。 www.kusakidrivein.com nabula.jp

今まで［自宅←→会社／自宅←→スーパー］というドライブしかしてこなかった人生、急にドライブしようと思っても、この頃は30km以上は無理だと思ってました。目的地もないのに運転なんて何の意味があるのか。きっかけとして「ロードサイドのお店に行く」という目的ができました。

「ごほうび」ありきのドライブ

あまりショッピングモールなどの「行けば何かがある」というタイプの場所は好みではなく「行ったら何かが確実にある」ような場所が好みなんだと思います。そういう意味では、「変わったソフトクリームがある」「よもぎまんじゅうが最高」「ここの景色メチャきれい！」など、ごほうびありきの場所であれば、頑張ったかいがあったと言えるでしょう。人間、報酬がないとやる気が出ないものです。今後、この「ごほうび」が転じてアレコレ集めることになるとはつゆ知らず・・・。

2022.05.18「はじめてのたび」

はじめての場所に選んだのは、片道50kmにある「御前崎灯台」周辺です。ちかくには海鮮丼がおいしい場所もあるので「おいしいごはん」＋「きれいな海」をエサに、国道150号線を走り抜けることにしました。50kmって当時はメチャ遠いと感じてましたが...とはいえ道は１本、休みながらゆっくり行けば大丈夫だろうと思って、車を買ってから「はじめてのたび」がスタートしたのでした。※結局目的地直行便でした。

イケる、意外と！？

往復100km、自分の中では最長のロングドライブでした。なんだ、意外とイケるじゃんというのが正直な感想でしたが、まだまだ高速道路は怖く、県外も怖く・・・とはいえ半径50km以内に行動範囲が広げられそうです。ゲームで言えば次のステージ開放、周囲のマップがアンロック、みたいなイメージ。おそらく「たび」しようと思ったのは、この「世界が広がる」感覚が堪らなかったんだと思います。