2024.03.24/お受験体験記:情報セキュリティマネジメント試験

本日は試験日です

お受験といえば高校受験。一人だけ違う地域へ受験に行くことになったもんですから、周囲を見渡すと知らない中学生ばかり。中には1教室分が同じ学校の部屋も。川を渡っただけなのに、どうしてこんなに違うんだろう😢そんなことを『受験』というキーワードで思い出します。そこからたくさんの資格試験を受験しましたが、久々に受験する機会ができました。会社で「そろそろ取ろうね(^^)」って言われたんだもん😇そんな久々に受験する試験は・・・コレだぁ👉️👉️👉️

情報セキュリティマネジメントシステム試験

通称セキュマネ。略称はキュリティのSと、マネメントのGでSGです。情報処理推進機構IPA)行っている国家試験であり、情報処理技術者試験という、ITエンジニアなら取っておきたい資格軍の1つでもあります。

こんな試験体系なんです

下記サイトによると、合格率は60%程度。年々難しくなっていくのには理由があります。 www.sg-siken.com

理由①過去問が無い

この試験はコンピュータを用いて受験する、CBT方式というもの。以前は紙での試験であり、試験問題を持って帰れました。さらに過去問題を公式でも発表するという大盤振る舞い。しかし、CBT方式で問題はディスプレイに現れるのみ。しかも隣の人とは問題が違うらしく、全シャッフル状態で襲いかかります。どうやって対策すればええんじゃ😇

理由②試験問題は公表しちゃダメ

ホントは受験してきた身、アレが出たコレが出たと言いたいんですが、言えません。出題傾向も言えません。あの単語が出たよ~とかも言えません。学生なんかだと、口伝えで友人や後輩に伝わってしまうものかもしれませんが、それもう民話伝承みたいなもんじゃん😇

理由③科目Ⅱがワケワカラン

この試験は、科目Ⅰが48問、科目Ⅱが12問、計60問を120分ぶっ続けで行います。この科目Ⅱが鬼門。文章を読んで当てはまるモノはなんですか?という系の試験ですが、文章はニガテなんじゃ😇しかも科目Ⅱは後半戦で、アタマがクラクラで読むもんですから、冷静に読解したいところです。

厨二病で乙4お勉強してた頃を思い出す・・・

理由④受験の画面もよく分からん

受験画面については下記サイトの説明が似ていました。 onsuku.jp

他にも、画面の左下のボタンを押すと「解いた問題一覧」があったり、画面右上を見ると「試験終了」や「残り時間」があったり・・・事前に体験できないので、なおさら操作で緊張します。

覚えてる限りこんな感じ・・・

実際に受験して感じたことは3つあります。

感想①会場が寒い/暑い

実は会場ではコートや上着を脱ぎ、ロッカーへinされます。今日のように3月だというのに冷たい雨の日には、上着で防寒してたもんですから寒かった😇エアコンはあると思いますが、上着が無い想定で準備しましょう。思えば試験用紙での受験のときもエアコンOFFだったし、同じ感想だったなぁ・・・。

感想②問題一覧は必ず押せ!!!

正直助かりました。1問だけ、選択肢を選んでいなかったのです。この機能は、問題01~問題60にて、どの問題を解いたか、どの問題を「後で見返す」にしたか、どの問題を解いていないかが分かるスグレモノ。試験が一段落したら必ず押して、選択しわすれが無いか確認しましょう。たかが1問、されど1問です。

感想③試験終了は絶対に押すな!!!

熱湯風呂ではありません😇絶対に自信があるなら押してもいいですが、よほどのことがない限り「試験終了」ボタンは押すべきではありません。120分、問題を溶き終えてもすべて見直し時間にすべきです。120分が過ぎると試験は自動的に終了し・・・

今回の点数が表示されます

大事なことなので、もう一度お伝えします。

・・・今回の点数が、表示されるんです😇いきなりね!!!

マジで心臓に悪いこのボタン、先輩からこんな話を聞いてました。

アレ、通称「自爆ボタン🚨」だから!

せめて「採点中です・・・」とか挟んでほしい😇😇😇

じゃあ結果、分かってるよね?!

これが分かんないんです。点数だけなので。合格か不合格か表示されません。カラオケ歌い終わったあとの採点と似たようなもんです。最終的に合格証書が届いたら、合格ということなんでしょ?届いたら追記します。

受験結果は試験を申し込みしたサイトから見れます

あと気になるのは、試験勉強ですよね?

試験勉強①暗記

科目Ⅰについては、紙で受験できたセキュマネの過去問を解き選択肢を暗記します。暗記レベルじゃないとスイスイ解けません。暗記するまで解きましょう。根性論です。便利な過去問道場サイトもあるので、ぜひ暗記しましょう。

試験勉強②基本情報にも手を出す

基本情報技術者試験という別の試験がありますが、問題が流用されることも。さらに応用情報技術者試験、情報処理安全確保支援士という別の試験から、問題を易しくして出題されることもあります。基本情報のセキュリティ分野にも手を出し、余裕があれば応用情報、セキスペの午前問題にも手を出すと「この問題XXXXで見た!」状態になると思います。

試験勉強③IPAのやってることに目を向ける

試験中なんども「知らんがな😲」状態になったのが、IPAが推進しているいろんなコト。例えば、下記なんかは見ておけば役に立つシーンがあると思います。そりゃそうなんだけどさ。IPAが主催してる試験なんだもん。自分たちがやっていること、知ってほ・し・い・よ・ね😏 www.ipa.go.jp www.ipa.go.jp www.ipa.go.jp www.ipa.go.jp

あと地味に知らんかったのは、ISMS(27001)の中でも「27701(プライバシー情報):PIMS」というのも仲間入りしていたこと。これはセキュマネの過去問では出なくて、ISOの番号ってあったよね~と思って調べたときに「はぇ~新しいISOの番号が増えてる~」と思って覚えました。

深情報セキュリティ美学: ISO/IEC 27701「プライバシー情報マネジメントのためのISO/IEC 27001及びISO/IEC 27002への拡張」の解説

プライバシーマークとも別の国際規格のようです。 www.jqa.jp

試験勉強④科目Ⅱはサンプル問題に目を通す

公式はたった2問しかありませんが、なんとなく雰囲気は分かります。

https://www.ipa.go.jp/shiken/syllabus/henkou/2022/gmcbt80000007cfs-att/sg_kamoku_b_sample.pdf

基本的に科目Ⅱは読解問題です。選択肢だけを見て「これっぽい~」と、回答を導き出してはいけません。回答っぽい回答もふんだんに混ぜやがって😇危うく間違えるトコでした。その問題に合致した正解を「選択」してあげてください。間違えた回答で導ける回答も、もちろん混ざってますから!

試験勉強⑤参考書は科目Ⅱ試験を重視!

参考書も様々ありますが、解説サイトはたくさんあります。この試験は「答えを覚えて周辺知識を得る」ものだと思っているので、分からない用語が出たらすぐ検索!他の解答群の用語でも、分からないものはすぐ検索!!で覚えていきました。そのため、科目Ⅱの不安を克服すべく、科目Ⅱ試験が入っている参考書を購入しました。アフィリエイトではないですが、下記を買いました。内容も誇張せずパーフェクトラーニングな気がします。

1年前から決意だけはあったんです・・・

しかもお値段が良心的!コスパ最強です!!

久々のお受験を終えて

人間、程よいストレスは成長のスパイスらしいですが受験のスパイスはいつだって強烈です。モウムリ😇特に最後の採点発表はトラウマスイッチ😇ブログに「ログ」したら、今日はもう寝ましょう。大変良くがんばりました。頑張ったあとの肉まんは、カクベツにおいしかったです😋

肉まんはいつでもおいしい😋