2024.06.09/伊吹山は今日も霧

60周年

前回の東京オリンピックだった1964年から60年。オリンピックイヤーに合わせて出来たものが多いのか、やたらと『60周年』というものが多い気がします。

shoukichi-tabilog.hatenablog.com

そんな『60周年』の道路が関西にもう一つ。しかも限定ステッカーを配布してるもんだから、行ってきました。

いつも天気が悪い

山の天気は変わりやすいと云うけれど、ともかく相性が悪い。前回行ったとき(2022.09.10)も霧で、景色なんて楽しめませんでした。

ここドコ!?

偶然にも浜松のバスと一緒に登頂。景色見えない中でバスのテールランプを頼りに登り切ったのでした。

家康くんを見ながら登りました

今回こそ、晴れてほしい🌞

結果はタイトル通り

結論、でした。

前回同様に。ホントは琵琶湖が見えたり四季の花々で彩られるようですが、次回におあずけです。

前回も似たような景色だった・・・
誤解しないでいただきたいのは「伊吹山=霧」ではないこと。もちろん晴れることだってあります。たまたま相性が悪いんです。
伊吹山ドライブウェイさんの公式画像を見てよ~

いま、手に入れたいステッカー3種

同じ場所でも複数の絵柄があると嬉しいもんです😊それぞれ解説すると下記の通り。おなじ道・60周年でも、絵柄が全く違うのがステッカー集めの面白いトコなんです!

同じ伊吹山ドライブウェイだけども

伊吹山ドライブウェイ運営販売:2024年06月の自動車限定:60周年記念

今回のメインデザインとなる伊吹山の自然を円形に配置。四季折々の花々や空の様子を見事に再現しています。

こんなイベントが開催中でした

②ジャパン峠プロジェクト販売:2024年限定販売:60周年記念アニバーサリー

60周年を記念して販売されたステッカー。青空と伊吹山をバックに「60th」は同じデザインで統一感があります。

公式サイトでもアピール!

③ジャパン峠プロジェクト販売:通年販売:伊吹山ドライブウェイ峠ステッカー

峠道ではありませんが、道路の形に注目。伊吹山ドライブウェイの道を見事に再現しています。

こんなステッカーが各地にあります

ほかのデザインも秀逸

他にも、山頂のスカイテラス(売店)のデザインや・・・

透き通る水色でキレイ

有志の方?お店の方?がつくったポップもカッコいい!

記念ポップもありました!

さらに、下記のステッカーは販売開始ホヤホヤだったそう。動物たちがキュートにデザインされています。

www.ibukiyama-driveway.jp

雄大な冬の伊吹山を背景に、伊吹山の自然を象徴する動物たち(イヌワシニホンカモシカ、アサギマダラ)と、イブキフウロヨモギがデザインされています。

こうやってまとめて額にいれてます

今の姿を守るために

そんな伊吹山ですが、昔はもっと緑豊かだったそうな。ステッカーにも可愛く描かれている「カモシカ」などのシカが原因なのか、可憐な草花をモシャモシャ喰っちまうそうだ。シカの食害は全国的な問題なんだなぁ🙄意外にも動物だけでなく、外来植物の繁殖も原因だそう。また登山者用のトイレや登山道の補修など、メンテンナンスにも手間や費用がかかります。

www.yamakei-online.com

SDGsなんて言葉が流行ってなかった昔から、気づいてた人は気づいてたんです。「今の姿」を守るためにできること。こういう団体に入るのは難しくても、できることがあります。例えばコレ。

トイレないと困っちゃうもんね
山頂まで下水道が通ってると御思いで?!なんと、一日になんどもパッカー車?がドライブウェイを往復。下水道の役割を担っているんだそう。何かの助けになれば、と思って100円いれました。だって漏れそうだったし。トイレは神様です。一方で仲間と来てるオジサンたちは見向きもしない。真面目ぶってるのがバカにされるのが嫌なのか、そもそも知らんぷりなのか。もう少しダンディーになってもいいのでは?

「郷に入っては郷に従え」です🙄知らんけど。

開通当時の貴重な記事も

クルマが全く違う!
当時の県知事もウキウキです
地元新聞も「一新」をアピール
道路開通は難工事だったんだとか
本来は登山でしか来れなかった伊吹山。ドライブウェイが開通して「誰でも・安全に・快適に」登頂することができるようになりました。だって山頂まで行くのに片道3時間半。往復で7時間もかかる山道を、クルマだと・・・エッ30分ぐらいで登れるの!?って当時の人はなったハズ。登山したことある人なら、なおさらビックリしたことでしょう。通行料がちと高いのには理由があります。理由を知れば納得できます。だっておよそ8倍の速度で、麓から登頂できるんです。登山の知識も無くたって。だからなのか、売店内で流れていたビデオが印象に残っています。

『楽園に近い伊吹山』を支えるのは、ドライブウェイだったんです。

そういうのを知っていきたい

最近思うことがあります。「知識の無いジジィになりたくない」と。昔のお年寄りは知識豊富だった気がするんです。おばあちゃんの知恵袋とかいうし。最近はネットが発達して「自分で覚えておく」ことが必要なくなりました。ググれば解決。AIが教えてくれます。人間は怠ける生き物だそうで、覚える必要が無ければ記憶から簡単に消し去ります。決してドヤ顔したいワケでは無いんですが、少しでも「ココはこうだからか~」とお勉強しながら生きていきたいお年頃。多少の学は持っておきたいんです。行った後でもいいんです。「前に行ったところはこういうトコだったんだ」という新たな知識は、次回の訪問の扉を開くんです😏そして納得できるんだと思います。旅してきた全てを。

まぁお堅いことはさておき

伊吹山滋賀県に位置し、関西といいつつ関東にも近い。天下分け目の大合戦があった「関ケ原」も近くにある。ということなのか・・・?

東と西で味が違う!?

コロッケは東と西で牛が違う徹底ぶり。いつも関東風だから・・・😋

選ばれたのは西軍でした!
おいしいお蕎麦で腹ごしらえして、下山するのでした。次回は晴れててほしいな!